特厚無染色ヌメ革ベルト【弐】の外観と仕様
ここでは、2022年2月に新たなにリリースした「特厚無染色ヌメ革ベルト【弐】」についてご紹介します。
この製品は、ご好評を頂いている特厚無染色ヌメ革ベルトを幅38ミリから幅32ミリに変更してスリム化したタイプとなります。
スリムと言いながらも、実は、ヌメ革の厚みは従来(5.5~5.9ミリ)よりも厚く、7ミリ前後となっています。
幅をスリム化する一方で厚みを増して、強力なホールド力を従来通り維持した神楽坂革帯の新作。様々なコーディネートのなかで幅広く役割を果たすものと期待されます。その外観や仕様について、詳しくご覧下さい。
■素材は従来モデル(【壱】)と共通な無染色のヌメ革を使用。ただし厚みが異なります。
神楽坂革帯の「特厚無染色ヌメ革ベルト」では、【壱】【弐】どちらのモデルも、極厚の牛ヌメ革(植物タンニン鞣し、無着色)をそのまま使用しています。
裏の漉き加工をせず、極厚の一枚革をベルトに仕上げています。国内でも最も厚いクラスで、その厚みは【壱】で5.5ミリから5.9ミリ程、【弐】は7ミリ程もあります。
【弐】では、幅をスリム化しながらも、これまでのホールド力を維持することを目指して、ヌメ革のなかでも極厚の部位をセレクトして使用しています。
近年の20ozを超えるようなヘビーオンスデニム、オーバーサイズで穿くビッグシルエット、バックポケットに重厚なレザーウォレットを入れるなど、ジーンズ/パンツをしっかりホールドしておきたいシチュエーションが増えたことに対応したヌメ革ベルトの選択と言えます。
なお、裏漉きをしていないため厚みは均一ではなく、部位により少しずつ異なります。これもヌメ革ベルトのワイルド感を生み出すポイントとなっています。
(【壱】は幅38ミリに対して【弐】は幅32ミリとスリムですが、その分、厚み7ミリ前後の分厚い部位を使用しています)
■従来と同様、無染色ヌメ革の経年による色の変化を楽しむことができます
【壱】【弐】ともに無染色のヌメ革を使用しており、可視光や紫外線による変色が起きやすくなっています。
これが、いわゆる経年変化によるヌメ革の味わいに繋がります。
オイルやワックスを使用して育てるもよし、そのまま無骨に使い続けるもよし。
使用環境にもよりますが、半年ほどで薄く色付き、それが徐々に飴色・きつね色となり、さらに濃くなってゆきます。
(ベルトの裏面は神楽坂革帯の書き文字ロゴ、および、独自の家紋スタンピングが一本一本異なる配置で施されています)
■真鍮無垢バックル、銅リベットは変わることなく継続使用
バックルは【壱】【弐】の両モデルに共通して、真鍮無垢のボディにステンレス製の針を採用したローラーバックルを使用しています。
また、革を留める部位にはオーセンティックな革製品で見られる昔ながらの打ち留め式銅リベットを使用しています。
ハードウエア(金具)類は、コロナ禍の影響により世界的に流通が不安定となってきているそうですが、現在のところ神楽坂革帯の製品に使用している昔ながらのハードウエアは影響を受けていません。
過去の大戦モデルと呼ばれるジーンズにおいても使用パーツや縫製仕様が省略されたりしましたが、この困難な時代にあって、素朴な素材を使用し続けることこそが、力強さや希望に繋がってゆくのかも知れません。
神楽坂革帯
特厚無染色ヌメ革ベルト【弐】 仕様
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ベルト素材 牛ヌメ革 無染色
バックル 真鍮無垢+ステンレス針 ローラー付き
リベット 銅 打ち留め式
革厚み 7mm前後
ベルト幅 32mm
サイズ設定 26~38
※「サイズの測り方」のページをご参考下さい
付属品 本体、エクストラベルトループ(ベルトと同素材)
価格 14,300円(税込み)
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フォトギャラリー
ディテールや、デニムと合わせた着用例などのご参考に。
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